- 排気ガスや燃料蒸発の厳しい規制に応えるため、排気ガス計測装置など自動車計測システムと容易に接続可能なドライバーズエイドのコントローラです。
いろいろなサイズの表示器でシステムを構成可能にしたことにより表示が見やすく、運転者は定められた運転モードを容易に走行することが出来ます。
検査ラインや研究開発などに使用できます。
特長
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各種計測データのリアルタイム表示
車両試験で使用する外部機器より信号を入力すれば車両のエンジン回転や吸気圧力などの各種計測データを運転画面上へリアルタイム表示することが可能です。
また、任意の計測データをアナログメータで表示することも可能です。表示位置や大きさなども簡単に変更可能です。 -
画面表示のカスタマイズ
車速指示パターンなどの表示ラインの色・太さや、実車速マーカの色・形状などを複数用意しているためドライバーにとって見やすい表示にカスタマイズすることが可能です。 -
わかりやすい変速タイミング
シフトの変速タイミング前から事前に音と点滅表示で通知するため、ドライバーが変速を行うタイミングがわかりやすくなっています。 -
リモート機能
外部PCからドライバーズエイドをリモートで制御することが可能です。
モードデータの転送や画面の制御、車両試験結果のログ取得にも対応しています。 -
外部出力機能
車両試験中にリアルタイムで走行状態を記録計(ペンレコーダーなど)に描かせたり、車両試験に使用する外部機器を制御することも可能です。 -
お客様の要望にも柔軟に対応
お客様の要望に沿った独自の機能を追加することも可能です。
まずは御相談ください。
ドライバーズエイド TM-5000 仕様
外形 | 414(W)×131(H)×453(D)mm (突起物含まず) |
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重量 | 約12.5kg |
使用環境 |
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電源 | AC100V±10% 50/60Hz 約200VA |
表示部 | 1024×768ドット(XGA) / 1920×1080(FHD) VGA対応LCD使用可能。DVI対応はオプション。 |
操作部 | 有線, 無線, ポータブル型リモコンから選択可能 |
アナログ車速入力 | 最高車速 200km/h 入力電圧 0.5 / 1 / 2 / 5 / 10 / 20 / 50V (ソフト切換) ゼロ点・フルスケール調整可能 (ソフト処理) 入力絶縁 |
アナログ出力 | フルスケール10V×6チャンネル (実車速、指示車速、上下限車速など) |
補助記憶装置 | 2.5″SSD (約200GB) |
標準インタフェース | 前パネル USB×2 (キーボード, マウス用) 後パネル USB×3 (キーボード,マウス,その他メンテナンス用) LAN 1000BASE-T |
車速パルス入力 |
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デジタル入出力 |
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警告音 | エラーまたは変速位置を運転者に音で通知 (操作部に受信機RC-441を使用時) |
補助アナログ入力 | 2チャンネル 入力電圧 0.5 / 1 / 2 / 5 / 10 / 20 / 50V (ソフト切換) 入力絶縁 |
ドライバーズエイド TM-5000 オプション
信号ケーブル
ドライバーズエイドと周辺機器とを接続するケーブルです。
お客様のシステムに合わせて、必要なケーブルを製作いたします。
お客様のシステムに合わせて、必要なケーブルを製作いたします。
ラックマウント用パネル (ビデオスプリッタ有り・無し)
19インチラックに設置を可能にするパネルです。
走行モードの全体表示機能
運転画面の上部エリアに、選択された走行モードの車速パターンの全パターン表示を行います。
運転中は、全パターンにおける運転位置や運転エラー箇所なども確認することが可能です。
運転中は、全パターンにおける運転位置や運転エラー箇所なども確認することが可能です。
車速スケール拡大表示機能
任意のスケール上限値を設定することで、モードの拡大表示を行います。
実車速が設定値に達すると、車速マーカの車速方向への動きが固定され、表示指示車速パターンが車速方向にスクロールし始めます。
設定値の単位はパターンに合わせて自動で切り替わります。
実車速が設定値に達すると、車速マーカの車速方向への動きが固定され、表示指示車速パターンが車速方向にスクロールし始めます。
設定値の単位はパターンに合わせて自動で切り替わります。
用途実例
ドライバーズエイド TM-5000の用途実例
- 自動車の走行モード排出ガス試験
- 自動車の走行モード燃料消費率試験
- 自動車の走行モード勾配負荷試験